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昨日の朝、姫路でも薄っすらと雪が積もりました
子供達が喜ぶだろうと思い、起こして声を掛けてやったところ
「外は寒いから、もう少し寝る」ですって・・・・
どうやら子供を快適な環境で育てるってのも問題がありそうです・・・(笑)
そんなボヤキはさておき
仕事で表面温度計を使う機会がありましたので
そのままちょっと拝借しSWHの売りである結露しにくい窓は
どのくらい結露しにくいのか?測ってみることにしました。
サンプル体は一番長時間滞在しているリビングと居住エリアから一番離れて
一番環境の悪そうなウォークインクローゼット(WIC)で測ってみることに。
(小数点以下はめんどくさいので0.5℃刻みで読んでます)
外気温は2℃リビングで蓄暖とエアコンを稼動させ加湿器で加湿した状態で
WICの気温は18℃湿度60%室内側窓ガラスの表面温度は
中央部で14℃水切り金物の付いている中央下部で11.5℃
リビングの気温は21.5℃湿度47%室内側窓ガラスの表面温度は
中央部で16℃水切り金物の付いている中央下部で14℃でした。
ガラスの中央部より枠側の方が表面温度が低いのは
ペアガラスを繋いでいる金属枠と水切り金物の影響でしょうか?
それとも木材よりも3重ガラスの方が断熱性に優れているのでしょうか?
とにかくこの数値だけでも3重ガラスの断熱性能は大したものだと改めて感心です。
(重いことが欠点ですが・・・・)
そして各室内の温度差も3.5℃しかない事にも驚きです。
さてさてこの状態では当然結露しないのですが
それではこの窓ガラスの表面温度が何℃まで下がれば結露するのか?
「湿り空気線図」ってのがありますので、それで調べてみたところ
WICで10.0℃リビングで9.5℃まで表面温度が下がらないと結露しないようです。
関西とは言え真冬の比較的条件の厳しいところで
一番環境の悪いところで1.5℃以上、通常の居住空間になると4.5℃以上
結露する条件から離れているのですから
ほとんど結露しないと言っても良いのではないかな?